この写真は何の写真かおわかりでしょうか?
これは近所の緑地公園の蓮です。間近で見るとかなり迫力があり、水面から1M50CMほど出ています。
絶対的に物事を見てしまうと、ときにそれが正しいかよく分からなくなることってありますよね。
次は、こちらをご覧ください。
先ほどの蓮が見事に風景の一部(左奥)として調和しています。
物事には相対的に見て初めて本質が見えてくるともあります。
「絶対」と「相対」は対義語の関係となりますが、別に対立しているわけではなく、両方とも大切な「ものさし」です。時としてどちらが必要なのかを、使う側が使い分ける「ものさし」です。
ちょうど、先週・今週は定期テストの結果が返却されている頃だと思います。絶対的な得点の価値基準で判断する(90点以上は良い!!)ことも大切ですが、自分の点数が全体でどういう意味を持つものなのかを相対的に見ることも両方大切です。
もちろん一番良いのは、高得点で周りよりも出来が良いということですが…
学習内容も2学期は難化しますので、なかなかそうはいかないこともあります…
定期テストの結果は、生徒のみなさん、保護者のみなさんともに、点数に一喜一憂されることと思いますが、(そしてそれが、テストの醍醐味でもありますが…)しかし、それだけではお子様は成長できません。入試などの何かを完全に決めきるテストなら点数が全てですが、あくまで点数はその時の、そしてその時までの結果です。時は進んでいます。そして、次の課題もやってきます。テストから何を学び、どう次の行動に活かしていくかの方が圧倒的に大切です。
生徒のみなさんは、土曜日の「マイコレ」の時間に、定期テストの解き直しや振り返りを行なってくださいね。そして、教室長の先生とテストについていろいろ話をしてみると良いですよ。
テストに向けての勉強計画はうまく立てられていたかな? 何がうまくいって、何がうまくいかなかったかな? 復習WEBトライやマイコレノートをうまく活用したかな? じゃあ次はこうしてみよう! 今度は〜点目指してがんばろう! こういうミスをしがちだよ!だからこういうふうに解いてみよう!
などなど、さまざまなアドバイスをさせていただきます。
最近の中学生の傾向として、定期テスト勉強と言えば、「提出物さえやっておけば…」と思っている子も多いみたいです。そういう子に限って「もうテスト勉強が終わった」や「もう勉強するものがない」と言ってしまいがちです。
しか〜し、勉強に終わりはありません(笑)😄
進学塾Rexでは、「次は〜〜をしよう」と自分をどんどん掘り下げていけるようなサポートをしていきたいと考えています。
もちろん点数が大事なことは言うまでもありませんが、自分のテスト結果から「何か」を発見することできれば、それはきっと人生における100点以上の価値ですし、必ず次回以降のテスト結果に反映されます。
先ほど、「2学期は学習内容も難化する」と言いましたが、その中で、スコーンと気持ちの良い高得点を取ることは難しいです。ただ、私の経験上、
一度殻を破った子は、その後も定期テストでは良い調子をキープします!
今、天王寺高校に通う高校3年生のかつての教え子は、あるときから定期テストごとにキャンパスノート2冊を、まるまるテスト勉強で使い果たしていました。青ペンの小さい字でびっしり、いやぎっしり、いやぎゅ〜と書き潰していました。今思い返すと彼女の決意や思い、そして意地がこもった、本当にいいノートだったと思います。
絶対的な価値基準を持ちつつ、相対的に客観視できる、そんなお子様に育っていただけるようRexスタッフは精一杯サポートをさせていただきます。次は期末テストです。ともにがんばろう!!
P.S 先ほどの2枚目の写真、雲の形が2羽の飛翔するフェニックスのように私の目には映りました。
もちろん羽ばたくのは皆さんです!!