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夏期集中講座

2020.07.31

 

 

いよいよ大阪でも梅雨が明け、夏本番となります。しかしながら、今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響もあり、手放しで「やったぁ!夏だ!!」と言えないところが、非常に心苦しいところです。

 

また、我々としても入試日程や学年区切りが変わらない限り、例年通り学習をサポートし続ける他ありません。一般に塾は、学校の長期休暇期間の「夏休み」や「冬休み」「春休み」に集中講座というものを実施します。学校が休みとなり、学校に行って勉強をしない分、塾でしっかりと勉強し、絶対的な学習量の確保を目指すことに集中講座の意義の一端があることは言うまでもありません。

 

 

しかし、そうなると、今年は夏休みも冬休みも短くなって、学校での学習時間が確保されているから「塾には行かなくていいの?」となってしまいます。

そうなってしまうと塾側としてはたまったものではありません。もちろん塾としての売り上げのことを言っているのではありません(笑)。昨今の高校入試において、公立高校・私立高校とも上位校は難易度の高い問題を作成しています。子どもの絶対数が減ってきている今「競争」というふるいがかつてより機能しなくなっているという現状があります。入試の現場において「難問」という未知の課題、処理速度の速さという能力、そして全体を見渡して点数をうまくまとめられるマネジメント力を、直接試している傾向があるのです。現に、大阪府公立高校の目玉「文理学科設置校」でも科目によっては受験者の平均が50%の得点率を切ることもあるほどです。

 

企業・大学・高校・私立中学、競争を強いるカテゴリーでは、とにかく優秀な人材が欲しい、いや見つけたいのです。かつてのように自然と優秀な人材があぶり出されてくるようなシステムが機能しなくなった今、少なくなった人材の中で本当に優秀な人材を発見するために、問題の一つ一つに出題者側の意図を込めたり、どう解くかやどう発想するかを確認したり、ばらばらに習った知識を科目の枠を越えてうまく結合できるかを試したり… それらをダイレクトに試しているのが入試であり、面接なのです。

 

今や学校の勉強だけで進学できる生徒は本当に少なくなってきています。そして、今の子どもを取り巻く環境は、スマホなどの普及により勉強がしにくい環境となりました。また、学歴だけがすべてではないという価値観が「勉強をしなくてもいい」という安易で間違った方向へデフォルメされています。勉強をする尊さは万事において活かされるべき能力・指針となります。「喜び」「悔しさ」「達成感」「無力感」「絶好調」「絶不調」そして何より「忍耐力」が勉強を通して養われます。世の中楽しいことだけではい、くしくもコロナウィルスが我々にそう伝えているとしか思えない現状がある今、この社会を有意義な方向に転換できる可能性は「勉強を頑張る」ことにあるのではないでしょうか。

 

話が「擦り傷」レベルから「致命傷」レベルくらいの規模で大きくなりましたが、擦り傷は擦り傷の時にきちんと消毒し、手当をしておくことが大切です。ただ、「つばつけとったら治る」これもまた真実で、自分自身の力でマイナスを修正できる力を身に付けておきたいものです。治癒力・免疫力の向上は日々の生活状況に由来するのと同様に、勉強も高品質な毎回の授業によって発想の豊かさが生まれます。

 

 

進学塾Rexでは、7/26(日)より夏期集中講座Aタームがスタートしています。8/8(土)からは夏期集中講座Bタームがスタートします。Bタームは1学期内容の復習と発展問題も扱います。Bタームに関しては、まだまだ受講受付をしていますので、夏休み期間に勉強しよう(させよう)と思ってくださった皆さん、是非お申込みください。

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