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日常を止めないことの大切さ【特別回】

2020.04.17

 

新型コロナウィルスに罹患された方々に、心よりお見舞い申し上げます。世界中の皆さんが、笑顔で日常を送ることができる日が一日も早く訪れることをお祈り申し上げます。

 

4月7日(火)に安倍首相より、大阪に緊急事態宣言が発令されました。それに伴い、翌8日(水)から進学塾Rexでは、通塾しての対面式授業を自粛し、4月11日(土)より、双方向型の映像授業の配信に切り替えました。進学塾Rexに通塾されているご家庭の皆様には、急遽の変更にも関わらず、前向きに変更を受け入れていただき、私塾として、教育を提供していく必要性とその責任、そして学びの可能性を痛感しております。

 

しかしながら、新型コロナウィルスの猛威はいまだ衰えることを知らず、4月16日(木)には全国的に緊急事態宣言が発令され、皆様同様、非常に心苦しく感じております。

 

また、最近、「コロナ疲れ」という言葉をよく耳にします。精神的にも社会情勢的にもつらい日が続いています。収束までには最低数年間必要だという専門家の見解もあります。心が沈みがちな日が続く中で、もちろん1番は罹患しないよう、最善の取り組みをすることが大切ですが、一方で日常を可能な限り止めないことも大切だと考えます。

 

もちろん制限された日常ではありますが、たとえば、「朝はきちんと7時までに起きる」であるとか、「あいさつをきちんと行う」「お手伝いをちゃんとする」「人を傷つけない丁寧なふるまいをする」そして、学生の皆さんにとっては「学びを止めない」など、今まで当たり前だと思われていたことを続けていくことが重要なのではないでしょうか。きっといつかは収束します。「コロナに打ち勝つ」という大きなことを考えるより、収束する、その時を信じて準備できる人こそ、今この瞬間も冷静に対応できるのではないでしょうか。今は「コロナだから…」というネガティブな発想をせず、以前の生活を思い出し、淡々と確実にできることを行いたいものです。

 

プロサッカー選手の本田圭佑さんはツイッターで「問われるは、肩書きでも学力でもなく、創造力や適応力などの人間力である。」とつぶやきました。まさにその通りだと思います。一方で同じサッカー選手の鹿島アントラーズ所属内田篤人選手は「自宅待機中の学生は、とにかく『勉強しろ』」とインタビューで答えています。温度差を感じるような両者の発言ですが、実は同じことを指しているように感じます。創造力の源泉は想像力です。その想像力を育む、最も効果的な取り組みは勉強だからです。しかも、自分の得意なことから苦手なことまで、勉強は物事を考えるうえで、ジャンルが多岐にわたります。いろいろなことを考えられるようになる練習の土台、それが小中高の「学び」なのではないでしょうか。さらに、脳の成長における大切な期間は一般的に20才ぐらいまでと言われています。学生のみなさんは、今まさに人間力につながる創造力のために、勉強を通して想像力を養う必要があるのです。今、脳を刺激しないと自分自身の将来のために大きな損をするといっても過言ではないのです。良い高校、良い大学、良い就職、そんな小さな範疇に囚われるのではなく、良い人間、良い大人になるために「学び」を止めてはいけないと考えます。

 

ただ、心や頭の成長と同様に体の成長も大切です。健やかな体に健やかな精神が宿るとも言われています。幸い今(4/17)現在は3密を避ければ、公園へ行って体を動かすことは許されています。「友だちと一緒に」は無理ですが、「家族と一緒に」ぐらいは大丈夫でしょう。心と体のリフレッシュは新しい発見や、やる気の向上にもつながります。大変な日が続きますが、今送れる日常を精一杯送っていきましょう。進学塾Rexとしてもできる限り「学び」のサポートを行っていきます。

 

P.S.先日近くの大きな公園へ久しぶりに赴き、ランニングをしました。天気も良く、とても気持ちが良かったです。当たり前のことがあたり前にできる喜びを感じました。ふと足元に目を落とすと、タンポポがとてもきれいに、そして一生懸命に咲いていました。何があっても日常を崩さない、その努力をする大切さを身に染みて感じました。

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